オークス(優駿牝馬)
過去のオークスの中で最も印象に残っているレースは、1997年のメジロドーベルが勝ったオークスだ。この年の牝馬クラシック戦線は、96年の2歳女王であるメジロドーベルが中心と考えられていた。メジロドーベルは、メジロライアンの初年度産駒である、メジロ牧場の血の結晶といってもいい配合で生まれた競走馬であった。しかし、年が明けると、桜花賞トライアルである、4歳牝馬特別まで3連勝をしたキョウエイマーチが現れ、桜花賞の有力候補と目されるようになった。メジロドーベルは、桜花賞トライアルであるチューリップ賞で3着に敗れてしまい、本番の桜花賞では、キョウエイマーチに1番人気を譲って2番人気の評価、レース自体も不良馬場の中先行抜けだしをはかった、キョウエイマーチに4馬身もの差をつけられて完敗してしまう。そして迎えたオークスも、再び1番人気をキョウエイマーチに譲っての2番人気。キョウエイマーチとの勝負付けは済んでしまったかのような雰囲気すら漂っていた。レースは、キョウエイマーチが逃げる形になり、メジロドーベルは中団待機の直線勝負であった。直線に向き、キョウエイマーチの脚色が衰え、後続に飲み込まれてしまう、そんな中1頭だけ他馬とは違う脚色で伸びてきたのがメジロドーベルである。2着に13番人気のナナヨーウイングが入り、2強の決着と思われたレースが、馬連万馬券となった。このレースの圧勝劇で同世代の牝馬の中で最強を証明したレースだと思う。



2010年桜花賞を征したアパパネは8枠17番から出走。



枠番 馬番 馬名 騎手名 1 1 コスモネモシン 石橋 脩 2 アグネスワルツ 柴田 善臣 2 3 アプリコットフィズ 四位 洋文 4 ショウリュウムーン 内田 博幸 3 5 ギンザボナンザ 池添 謙一 6 オウケンサクラ 安藤 勝己 4 7 ニーマルオトメ 北村 宏司 8 プリンセスメモリー 勝浦 正樹 5 9 モーニングフェイス 藤岡 佑介 10 タガノエリザベート 川田 将雅 6 11 ブルーミングアレー 松岡 正海 12 トレノエンジェル 戸崎 圭太 7 13 アニメイトバイオ 後藤 浩輝 14 シンメイフジ 岩田 康誠 15 エーシンリターンズ 福永 祐一 8 16 ステラリード 三浦 皇成 17 アパパネ 蛯名 正義 18 サンテミリオン 横山 典弘
